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グローバル・グレイス (Global Grace) 公式ブログ |
2012年2月22日、NZ・クライストチャーチを襲った地震から1年。
ビル倒壊等により日本人(留学生等)28人を含む185人が犠牲となりました・・
市内中心部の倒壊現場は未だに封鎖されている地区が多くあり、
立ち入りが禁止され、ビル解体作業が続けられています。
日本のメディアにも取り上げられた倒壊したCTVビルの跡地からは瓦礫が消え、
雑草が伸び、犠牲者へ花束が捧げられ、見た目には1年という時の流れを感じます。
CERA(Canterbury Earthquake Recovery Authority)ロジャー長官は、
「Slow but steady progress」と現状について語っています。
※CERAとは日本でいう復興庁にあたる機関
被害の規模も大きいので復興にも時間がかかります。
深刻な被害の地域には手つかずの状態の建物もあり、傷痕は深く残ります・・・
南島を代表する都市のクライストチャーチ。
観光やビジネスの拠点でもあっただけに、ゴーストタウン化が懸念されています。
地震後のフラッシュバックに悩まされ、街を離れた住民。
一方で、それまでの生活を必死に取り戻そうとする住民。
直下型でしたから、ショックも相当なものだったでしょう。
東北と同じく、復興途上にあるクライストチャーチ。
2月22日には追悼式典が開かれ、現地時間PM0:51
(日本時間AM8:51)に2分間の黙とうがささげられます。
2012年、中国のお正月は1月23日にやってきます。(旧暦元旦)
‘春節’と呼ばれ、新年を祝うイベントが様々な場所で行われます。
そしてこの頃から中国人は世界各地へ観光旅行などに向かいます。
日本にも多くの中国人観光客が来られるのではないでしょうか。
日本には横浜に最も大きな中華街があります。
春節を祝う中国獅子、太鼓、爆竹、舞踏、中国芸能など・・・
1月23日は横浜中華街ではお祭りが開催されます。
また春節のカウントダウンも前日の22日に行われるそうです。
今週末、中華街へ行ってみてはいかがでしょうか?
横浜中華街HP
毎年、1月の第3月曜日は米国全土で祝日となっています。
その名も“Martin Luther King Day”
日本ではキング牧師という名前で知られる公民権運動のリーダーで、
ノーベル平和賞も受賞した、アメリカの歴史を語る上で必ずあがる名前。
アメリカでは1月の第3月曜日は彼の残した業績を称える祝日なのです。
アフリカ系アメリカ人ということで幼い頃から人種差別を受けてきたキング牧師。
祖父・父親共に牧師だったこともあり幼い頃から平等・平和が信条でした。
その後、彼自身も牧師となります。
彼はアフリカ系米国人が受ける屈辱的な差別を目の当たりにしていました。
この頃黒人は白人にバスの座席を譲らなければならないという法律があった時代。
ビーチも黒人と白人は別々・・・当然のように差別が正当化されていました。
この現実を変えるためキング牧師は立ち上がります。
数年にわたる抗議行動がやがて大きな運動に変わり、世界が注目し始めます。
この頃にはキング牧師はアフリカ系アメリカ人の象徴となっていました。
最も有名となった差別撤廃運動が“ワシントン大行進”と呼ばれるもの。
リンカーン記念堂の 「I have a dream (私には夢がある)」の演説が有名で
この17分間は20世紀最高の演説とも言われ、人々の心に訴えかけました。
「流血に頼らない(非暴力の)抗議活動」をモットーとしたキング牧師に、
1964年ノーベル平和賞が授与されます。
1968年遊説後、キング牧師はモーテルで白人男性に撃たれ暗殺されました。
暗殺現場のモーテルは現在、黒人解放運動の博物館として保存されています。
人種差別に声を上げ、その後のアメリカ社会を変えたキング牧師。
凄い方ですねぇ・・・改めて。。。
以上、本日はアメリカの祝日の1つをお伝えしました。
知彼知己者 百戦不殆
「彼を知り己を知る者は百戦して殆からず」
敵を知り、己を知り尽くす者は、どんな戦にも勝つことができる。
かの有名な中国の孔子が残した言葉です。
今、米国では国を挙げて中国語学習を推進中。(※ここでいう中国語=北京語)
米国・国務省は、米国人の中国留学プロジェクトを計画・発足させました。
「米国は中国語使用者を必要としている。今後中国に多くの留学生を送る」と発表。
オバマ大統領が2009年度に構想を打ち出し、クリントン国務長官が発足。
このプロジェクトの注目すべき点は、超大手企業も関わっているというところ。
資金援助はコカ・コーラやシティグループなど・・積極的に参加表明しています。
国際的ビジネスコミュニケーションには‘相互理解’が不可欠。
相手はどういう人か、どういう考え方か、どんな価値観か・・・・
国や文化が違えばアプローチ方法も異なります。常識すら違うこともあります。
特に利害関係が発生する場合、相互理解は絶対に避けては通れないところ。
第二次世界大戦中、米国では日本語学習が流行っていたそうです。
今自分がどのような敵と争っているのか?日本人とはどんな人間なのか?
同じ頃、日本では「敵国の言語を使用するな!」と英語学習を禁じていました。
言語を学ぶ事は相手を理解することに直結します。言葉=その国の文化。
米国の国を挙げての中国語学習推進は、中国と対等に渡り合うための準備です。
中国を理解し、中国語を扱う人は米国にとって重要な人材というメッセージ。
それだけ中国は魅力的であり、また脅威ともなっています。
ただの友好関係構築であればこんなプロジェクトは必要ありませんし、
以前までの中国であれば米国はここまでしないでしょう・・・。
今、世界2位の経済大国となった中国のパワーは良い意味でも悪い意味でも、
簡単に軽視できるものではなくなりました。これは各国が感じていること。
米国に続いて、フランスでも中国語学習が増えているそうです。
さて、、、日本ではどうでしょうか?